【売り】ＴＯＴＯ<5332>戻りいっぱいからの反落予想です＝マエストロの株式ボナセーラ

【売り】ＴＯＴＯ<5332>戻りいっぱいからの反落予想です

【説明】
　衛生陶器やシステムトイレ、浴槽などの住宅設備機器で国内最大手。衛生陶器シェア６割。リフォーム向けに重点、ＹＫＫＡＰ、大建工業と提携も。米州、中国、アジア・オセアニア、欧州で事業を展開するなど海外積極展開。

　先週金曜日の日経平均株価終値は－100円の19,596円と調整開始となりました。
　週末の米NY株式市場は下落し、シカゴ平均株価先物も売られておりますので、月曜日は売り優勢で始まることが予想されます。

　日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。

　市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。

　ＴＯＴＯ<5332>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。
　10月30日に決算を発表。2016年3月期の連結営業利益が455億円の黒字になる見込み。従来予想は428億円の黒字でした。売上高は5812億円(従来5845億円)、経常利益は478億円の黒字(従来447億円の黒字)、純利益は345億円の黒字(従来318億円の黒字)となる見通し。

　株価は、9月4日の安値3,248円(分割考慮)から上昇を続け、週末金曜日は＋25円の4,450円と上昇いたしました。
　テクニカル的には過熱感が高まっております。
　一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。