追加緩和の催促相場続く
連休明け24時間で前週末から約千円も下げたことになり、2営業日連続して商いを増加させながらの大きな下げで、下落のフォローが完成です。25日は緩和期待で反発となりましたが、相場の向きは下に向いていると思います。
もっとも、月曜日の日本市場は複雑な迎え方となります。ダウが+113ドル高となった一方で、高値からは半分以下に下げ、そして最も重要なナスダックは▼1%安です。しかも9月中間配当の権利落ち日にあたります。ある程度高めに寄った後、大きく下がるかもしれず、ただ25日後場のように緩和期待など飛び出せば、いつでも売り方の買い戻しを巻き込んで急騰もありえる地合いです。基本は下落トレンドですが、大きな下落トレンドの途中には巨大な反発もあるのが特徴です。
しかし、当面、上昇の大きな要因は緩和期待しか見当たりません(新三本の矢は簡単に折れそうな内容でもあり、これまでのアベノミクスも結局は日銀緩和頼みの政策です)。 いずれ追加緩和で大きな上昇が来るとも思いますが、それまでは催促相場が続く形となるのではないかと見ています。