円安を追い風に収益改善
2016年3月期の業績は、売上高が20.8%増の902億2300万円、営業利益が11億4900万円、経常利益が142億8600万円、四半期利益が82億8400万円と黒字転換しました。
Newニンテンドー3DS及びNewニンテンドー3DS LLが引き続き販売を伸ばし、ハードウェア全体の販売数量は101万台、ソフトウェアの販売本数は792万本。Wii Uでは、5月に全世界で発売した『Splatoon(スプラトゥーン)』が全世界162万本(国内49、海外112)のヒットとなり、ハードウェアの販売台数は47万台、ソフトウェアの販売本数は455万本となりました。このほかゲーム連動フィギュア「アミーボ」が好調に推移したことが寄与しました。
また、円安効果による為替差益が108億円発生し、利益を押し上げました。
一方通期予想では、売上高が3.7%増の5700万円、営業利益が101.9%増の500億円、経常利益が22.0%減の550億円、当期純利益が16.4%減の350億円の見通しです。好調なスタートを切った『Splatoon(スプラトゥーン)』は、年末商戦に向けて拡販が期待されます。