今日の半歩先読み
セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングは、商品企画から製造・販売、物流まで幅広い分野で業務提携する方針を決めたとの1面記事に注目です。まさに強者連合で、両者ともにさまざまなメリットがありそうです。しかしながら、短期的な株価動向では、1面の社名入りの好材料なので、始値で好材料が織り込まれる可能性が高そうです。
セブン&アイ・ホールディングス傘下となったニッセンホールディングスに要注目です。カタログ通販の大手で、業績悪化によりセブン&アイ・ホールディングス傘下で再建中です。しかしながら、業績は依然低迷しています。今回の強者連合の提携により、商品力のあるファーストリテイリングの製品がニッセンホールディングスの通販で販売出来るようになる可能性も考えられます。株価水準も200円台と手掛けやすく、ほぼ年初来安値に近い水準です。短期的には、セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングより、ニッセンホールディングスに分がありそうです。
ニッセンホールディングス (8248)220円
セブン&アイ・ホールディングス (3382)5,659円
ファーストリテイリング (9983)61,930円
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
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