ギリシャの影響は一時的か
おそらく結論から書くと、この結果を受けて週初は荒れた展開となりそうですが、その下がったところはチャンスと思います。
というのも、仮にギリシャが破綻しても、それはローカルな小さな問題に過ぎないからです。ギリシャの人口は神奈川県より200万人多い程度、GDPは神奈川県よりかなり小さいのです。つまり神奈川県が破綻するようなインパクトでしかなく、米国や欧州では大きな市やカウンティー(群)、州が破綻する事など、数多く起きています。
最近破綻したデトロイト市はギリシャと同程度の経済規模ですが、破綻してもデトロイト市は合衆国から追放された訳でなく、
今も日常的に市政運営され、株式市場への影響は皆無です。ギリシャも同様に、破綻してもEU圏に残り、(国民にとって)厳しい再建の道を目指すことになるでしょう。ショックがあっても29日のような一時的なものとなり、買いチャンスと思います。リーマンブラザーズ社の方が、ギリシャより遙かに大きな存在だったと思います。
したがって、今週、大きく下がったところはチャンスと捉えることが出来ると思います。