カギを握りるのは米国GDP
これで、1960年と79年の記録タイに並びました。史上最高は14連騰。
これは、戦後の1960年12月21日から翌年1961年1月11日までの期間になります!!
今夜ドル円が125円まで上昇すれば、月曜日の株高も期待できます。この記録がどこまでいくのか楽しみですね!
さて、ドル円の方は5日連続陽線を記録中!1日にドル円の5月相場見通しで書いたように、限りなく125円へと近づいてきております。
予想した値動は、GW明けに下げてから雇用統計をキッカケに上昇に転じるというものでしたので、雇用統計で下落となり、そのの時点で大きく外れてしまいました。
しかし、このままいけば方向性とレベル感はほぼ正解となりそうです。
さて、今夜は米国の経済指標が目白押し!
■5月29日注目経済指標
発表時間 指標 前回 予想
21:30 四半期GDP(改定値) 2.2% -0.8%
21:30 四半期個人消費(改定値) 4.2% 2.0%
22:45 シカゴ購買部協会景気指数 52.3 53
注目すべきはやはりアメリカのGDP改定値です。
今週はこの材料に何度も触れていますが、市場参加者の一部は予想を上回る数値を見込んでいるようです。
そしてこの改定値予想の下方修正は、悪天候要因や季節調整要因によるものであり、昨年と同じように結局4-6月期のGDPは回復することが見られております。
多少悪い数字であれば、押し目待ちとイベント通過ということから再びドル買いが活性化することが考えられます。
そして、予想以上の結果となり大きく上昇した場合は、昨晩の高値である124.45円の突破が考えられます。
124.50円にはオプションバリアがあるようですが、指標発表時の勢いに売り向かう可能性は低いでしょう。
そうなれば、未だ売りポジションの方が優勢である個人投資家のストップロスを絡めつつ、本日までの125円のドル円のオプションを保有している投資家が125円を付けに一気に買い上げることが予想されます。
しかしこの場合、125円をタッチした瞬間に大きく下げる可能性があります。つまり125円を越えた瞬間に、上昇が鈍い場合は早めの利益確定を行う方が良さそうです。
大台をヒゲで越えた後は大きく下落してしまうということは良くあります。リアルタイムで見れる方は、未開のレートに踏み入れる時の相場展開を展開をぜひ見てみてはいかがでしょうか。
それでは、良い週末をおすごし下さい!
20:27 数値のズレを修正しました