生保の外債とオプションがポイント
FOMCでは6月利上げはほぼ皆無となり、9月の利上げどころか12月まで後退。
日銀を終えてビックイベントが通過した後の新規失業保険申請件数は非常に良い結果(予想29.0万件、結果26.2万件)となり、ドル円は急騰。
極めて悪い結果となったイベントを通過したにもかかわらず、118.50円を割り込まなかったことから、ビックイベントを終えた後の新規ポジション構築が旺盛となったのではないでしょうか。
ドル買い材料としては、最近の新規失業保険申請件数の結果から、4月の雇用統計への期待感。
また、昨年度よりも増加している生保の外債への投資。
そして、5月末に控えるドル円125円のオプションがあります。
特に、GW開けから生保や新年度マネーの外債買いの需要があることから、ビックイベントを通過した今日の日銀後からドル買いへとシフトしているのではないかと考えています。
本日、日経平均が500円も下落したにもかかわらずドル円がほとんど下落しなかったこともドル買いの強さを垣間見れることとなりました。
GWは円高といわれますが、今年はそうはいかないのではないでしょうか。