IMF世界成長率見通し公表
昨晩は「ドル120円程度は許容範囲」と発言、全く人騒がせです。
昨日、IMFの世界経済見通しが発表されました。これまで「独り勝ち」の様相が強かった米国の2015年成長率が1月時の3.6%→3.1%に下方修正された一方、日本は0.6%→1.0%に上方修正。わずか3ヶ月でこれだけのブレが生じるIMFの見通しに疑問を抱いたのは私だけではないはず。日本経済の立ち直り実感できますか?
さて、上段でも触れたドル/円ですが、119~121円のレンジでこう着状態。基本的に13日移動平均線±1%の範囲での値動きが続いています。ただ、21日ボリンジャーバンドを見ると、そのバンド幅は縮小傾向。エネルギーが溜まってきていることがうかがえます。
どちらに動くのか今のところ判断はできませんが、ドル/円の中期的上昇を想定している私としては、下げ局面での押し目拾いをメインシナリオに据えています。