今年も下落するのか?
では、実際にこの格言が当たるのかどうか日経平均とドル円で検証してみました!
2000年まで遡り、過去15年のデータを見ましたが、格言通りになったことはほとんどありませんでした。しかし、どちらかが当てはまることは約約50%程度ありましたので、参考データとしては悪くなさそうです。
ちなみにドル円のほうがやや確率が高く、60%なのですが、昨年の場合は「節分底彼岸底」となっていました。
しかしながら、昨年の日経平均の場合は、2月3日は前日比約100円安い14,789円で始まり、ウクライナ情勢の悪化から、翌2月4日には14,008円まで下落し、たった2日で900円以上の恐ろしい下落を引き起こしています。そして、3月末から約1,000円の上昇となり、まさに相場格言どおりとなりました。3月末はそもそも配当権利取りで上昇し易いことから、2011年以降は全ての年が当てはまっていました。
2000年以降の日経平均株価とドル円のこの相場格言の検証は以下のとおり
日経平均 ドル円
15回中7回的中 確率46.6% 15回中9回的中 確率60.0%
日経平均がNYダウを越えてくると、大幅な下落が起きるというアノマリーもあることから、少し気を付けたいところですね!