アクロディアがストップ高カイ気配、スマホアプリで新境地、株式需給面でも思惑

　アクロディア<3823.T>が８日ぶりに満を持して急反発、ストップ高カイ気配で張り付いている。携帯電話入力ソフトの開発会社だが、スマートフォン向けアプリ開発で業容を広げている。
　今月１１日に、ｉＯＳ端末向け新感覚アクションゲーム「ジャイアントハンマー～巨人クロニクル～」の配信を開始、これはハンマーを巨人（ジャイアント）に装備して次から次へと群がってくる敵を叩くゲームで人気性が高い。アンドロイド版は１１月リリース予定で収益回復の足掛かりとなるかに期待が高まっている。
　株価はボラティリティが高いうえ、売りと買いが一方通行で短期資金の相乗りを促す。前日まで７日続落と大きく値を崩していたが、その前は７連騰で株価水準を一気に切り上げ注目を呼んでいた。
　ＮＴＴドコモ<9437.T>やＫＤＤＩ<9433.T>を大株主に抱える一方、「上位株主に日本証券金融や大泉製作所<6618.T>への投資で高水準の利益を確保したＯａｋ　キャピタル<3113.T>の名前があり、株式需給面での思惑も巡っている。

アクロディアの株価は１３時３８分現在５０２円（△８０円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）