早速、市場は評価・・・・
今回、日銀さんは、「『量的・質的金融緩和』の導入について」と題しての声明文を発表し、先ずは、2%の「物価安定の目標」を達成すると云う決意表明を行い、その後に、具体的な施策を並べる方式を取りました。
これまでの日銀さんの政策発表に比べると、非常に解り易くなっていて、黒田さんは、バーナンキ(FRB議長)さんや、ドラギ(ECB総裁)さんに倣い、コミュニケーション戦略も大幅に改善されたと云えましょう。
この施策、結構、市場は評価するのだと思います。一昨年来、何度か繰り返されたドラギ・マジックとその後のユーロ上昇を考えれば、今後も「黒田・マジック」に沿った動きは強まるものと思われます。