景気判断強ければ・・・・
16日公表のベージュブックでは、米国経済は「緩やかないし控えめなペース」で拡大したと評されていました。この報告書作成時点では、「財政の崖」問題が影響していた模様で、その後、この問題が現在は解決に向かって動き出している事を勘案すると、FRBがもう一段階程度、景気判断を上方修正する可能性があります。
そうなれば、ドル円は再び上値を追う展開となるものと思われ、「リスク・オン」となれば、ユーロも上昇に転ずるでしょうから、ユーロ円も大幅高となる可能性があります。唯、繰り返しになってしまいますが、今日の処は、FOMC待ちという事で、揉み合いを脱するのは難しいと思われ、ドル円、ユーロ円ともにやや上値の重さが目立つかもしれません。