有事のドル買いが強まる、世界同時株安の様相 ドル円は157円台後半=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2026/03/03 20:40 - 「有事のドル買いが強まる、世界同時株安の様相 ドル円は157円台後半=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

有事のドル買いが強まる、世界同時株安の様相 ドル円は157円台後半=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/03/03 20:40
有事のドル買いが強まる、世界同時株安の様相 ドル円は157円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、有事のドル買いが強まっている。米国・イスラエルとイランは双方とも攻撃の手を緩めていない。トランプ大統領は長期化も辞さない構えとなっている。原油輸送にとって重要なホルムズ海峡封鎖の動きもあり、原油供給への警戒感から原油先物が高騰している。世界経済にとってインフレ警戒と景気後退リスクが同時進行するスタグフレーションが懸念されつつある状況。長期債が売られ、利回りは上昇。欧州株では独DAX指数が一時4%超安。米株先物も全面安。ロンドン時間には金も売られており、ドル高や換金売りの動きがみられている。為替市場ではドル高が進行しており、ユーロドルは1.15台へ、ポンドドルは1.32台へと下落している。ドル円には介入警戒感もあって157円台前半から半ばで揉み合っていたが、足元では157円台後半へと買われている。クロス円は総じて円高に振れており、ユーロ円は182円台、ポンド円は209円台へと水準を下げている。ユーロ圏CPI速報値は予想を上回ったが、ユーロ買い反応は見られず。このあとのリーブス英財務相による春季財政報告・最新経済見通し発表を控えて、ポンドが軟調な面も指摘されている。

 ドル円は157円台後半での取引。東京市場ではドル買いと円買いに挟まれて157円台前半から半ばでの揉み合いが続いたが、ロンドン時間に入ると157.15付近を安値に買いが強まっている。足元では157.90台に高値を伸ばしてきており、158円台を伺っている。ユーロドルやポンドドルでは有事のドル買いが強まっており、ドル円にも波及した格好。

 ユーロドルは1.15台後半での取引。終日有事のドル買いに押されている。東京午前の1.1707付近を高値に、ロンドン市場では1.16,1.15と大台を塗り替えている。足元では1.1580台へと安値を広げてきている。ユーロ円も軟調。東京午前に184.33付近まで一時買われたが、その後は売り一色。ロンドン時間には182.80台へと安値を広げてきている。対ポンドではユーロ買いが先行もロンドン時間にはやや値を戻している。2月ユーロ圏CPI速報値は前年比+1.9%と前回1月の+1.7%から上振れたが、ユーロ買い反応は見られなかった。

 ポンドドルは1.32台後半での取引。東京午前の1.3425付近を高値に、その後は売り一辺倒となっている。足元では安値を1.3260台に更新している。ポンド円は東京午前の211.36付近を高値に売られ、ロンドン時間には売りが加速。足元では安値を209.40台へと更新している。ユーロポンドは0.8717から0.8739までのレンジで振幅しており、ややポンド売りに傾く程度。このあとのリーブス英財務相による春季財政報告・最新経済見通し発表が注目材料となっている。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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