米長期金利とともにドル円も上昇か?
これは、「QE1」「QE2」の時と同様、量的緩和策強化により、「リスク志向」と「インフレ期待」がともにじわじわと強まると市場が予想し始めた事を示しているのかもしれません。そうなれば、これまで、ドル円の上昇と米国債利回りとの乖離を以て、近くドル円の調整が強まると見ていた人々も、その姿勢を転換しなければならないのかもしれません。
ドル円は既に82.80円まで上昇しています。このまま、先週の雇用統計後の高値を超える事が出来れば、83円の大台乗せとなり、更なる上昇相場に向けてスタートする事となりそうです。