日経平均は188円安でスタート、東電力HDや第一三共などが下落

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最新投稿日時:2025/08/26 09:44 - 「日経平均は188円安でスタート、東電力HDや第一三共などが下落」(フィスコ)

日経平均は188円安でスタート、東電力HDや第一三共などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2025/08/26 09:44
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;42619.66;-188.16TOPIX;3094.58;-10.91

[寄り付き概況]

 26日の日経平均は188.16円安の42619.66円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は反落。ダウ平均は349.27ドル安の45282.47ドル、ナスダックは47.24ポイント安の21449.29で取引を終了した。長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。ロシアとウクライナの和平に向けた協議への進展も見られず、根強い地政学的リスクが更なる売り圧力となった。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大。ナスダックは、半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が支え、プラス圏を回復したが、終盤にかけ再び売りに転じた。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場で投資家心理を慎重にさせた。さらに、今週は半導体大手の米エヌビディアの5-7月期決算発表が日本時間28日早朝に予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら続伸したことが東京市場で半導体関連株などの株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=147円40銭台と、昨日15時30分頃と比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。

 セクター別では、医薬品、その他製品、精密機器、サービス業、不動産業などが値下がり率上位、保険業、鉱業、パルプ・紙が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>サンリオ<8136>、OLC<4661>第一三共<4568>中外薬<4519>、ニトリHD<9843>、武田薬<4502>伊藤忠<8001>ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>信越化<4063>キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>任天堂<7974>などが下落。他方、楽天グループ<4755>良品計画<7453>、スクリーンHD<7735>、SBI<8473>、NEC<6701>、古河電工<5801>などが上昇している。

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配信元: フィスコ

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