*07:56JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の伸び悩みを受けてドルは上げ渋る可能性
5日のドル・円は、東京市場では143円91銭から143円05銭まで下落。欧米市場では142円85銭から144円23銭まで反発したが、143円45銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に143円台で推移か。米長期金利の伸び悩みを受けてドルは上げ渋る可能性がある。
米供給管理協会(ISM)が9月5日発表した8月非製造業景況指数は51.5で7月実績の51.4をわずかに上回った。新規受注指数は53.0と、7月の52.4から上昇したことなどが影響したようだ。ISMの調査によると企業は契約社員を補充する意向があるが、一部では解雇者や退職者の補充は行わないとの回答もあった。米地区連銀経済報告でも「雇用主は採用にはより慎重になっており、雇用拡大の可能性は低い」と指摘されており、米国の雇用情勢は緩やかに悪化しているとみられる。6日発表の8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回った場合、11月か12月に0.50pt幅の利下げが実施される確率はやや高まりそうだ。
<CS>
米供給管理協会(ISM)が9月5日発表した8月非製造業景況指数は51.5で7月実績の51.4をわずかに上回った。新規受注指数は53.0と、7月の52.4から上昇したことなどが影響したようだ。ISMの調査によると企業は契約社員を補充する意向があるが、一部では解雇者や退職者の補充は行わないとの回答もあった。米地区連銀経済報告でも「雇用主は採用にはより慎重になっており、雇用拡大の可能性は低い」と指摘されており、米国の雇用情勢は緩やかに悪化しているとみられる。6日発表の8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回った場合、11月か12月に0.50pt幅の利下げが実施される確率はやや高まりそうだ。
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