ドル円、一時145円台に上昇 月末のフローに伴うドル買い=NY為替概況

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最新投稿日時:2024/08/29 05:50 - 「ドル円、一時145円台に上昇 月末のフローに伴うドル買い=NY為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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ドル円、一時145円台に上昇 月末のフローに伴うドル買い=NY為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/29 05:50
ドル円、一時145円台に上昇 月末のフローに伴うドル買い=NY為替概況

 きょうのNY為替市場はドル買いが強まる中、ドル円は一時145円台に上昇する場面が見られた。しかし、145円台に入るとオプション絡みの防戦売りも観測される中、上値を抑えられている。前日は143円台前半まで下落していたが、ドル円は激しい上下動が続いている。特に材料はなく、月末のフローに伴うドル買いと見られていたようだ。

 ストラテジストからは、ここ数日のドルは急速に下落していたので、いくらか買い戻される可能性があるが、インフレが現行水準で底を打つか、米国の経済活動が上向きにサプライズでもしない限り、ドルの反転は売りのチャンスだとの指摘も出ている。

 同ストラテジストは、来年にかけてのFRBの利下げでドルはさらに弱くなると予想しており、ベースケースではドル急反転よりもむしろ、短期的に弱含みでの推移が予想されるという。その場合、ドル円も上値は重そうだ。

 ユーロドルは戻り売りに押され、1.11ドル台前半まで下落した。FRBのシナリオだけでは、ユーロドルは上昇を維持できないとの指摘が出ている。強気派にとっては、現在の1.08―1.12ドルのレンジがいまのところ精一杯かもしれないという。為替市場は依然ドルの要因に左右されているが、FRBのハト派観測の波及は一巡した可能性があるという。

 ユーロドルがここからさらに上昇するためには、市場がECBに対してハト派的でなくなるか、ユーロ圏の経済指標が今後数週間のうちにポジティブ・サプライズでも示さない限り、回帰が起こる可能性があると述べている。

 ポンドドルも売りが強まり、1.31ドル台に下落したほか、対ユーロでの買いも一服した。月末接近ということで、ポンドロングのポジション整理が出ているものと思われる。

 ただ、ポンドに関しては強気な見方は根強い。英中銀はECBやFRBよりも慎重な利下げ実施が有力視されており、ポンドをサポートすると見られている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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