米生産者物価指数待ちとなるなか、円売りは一服 ユーロとポンドは対照的な動きに=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2024/08/13 20:15 - 「米生産者物価指数待ちとなるなか、円売りは一服 ユーロとポンドは対照的な動きに=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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米生産者物価指数待ちとなるなか、円売りは一服 ユーロとポンドは対照的な動きに=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/13 20:15
米生産者物価指数待ちとなるなか、円売りは一服 ユーロとポンドは対照的な動きに=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円売りが一服。ドル円は東京市場からロンドン序盤にかけては147円台割れ水準から148円手前水準へと上昇した。しかし、ロンドン時間に入ると147円台後半で上昇一服となっている。欧州株は寄り付き時は買いが先行も、次第に上値が重くなり下げに転じている。また、ユーロとポンドは対照的な値動き。ロンドン朝方に発表された英ILO雇用統計では、失業率が予想外に低下、雇用者数も予想外に増加した。ポンドはこれを受けて上昇。ポンドドルは1.27台後半から1.28台乗せ、ポンド円は188円台から189円台半ばまで買われた。一方、ユーロ相場は上値重く推移している。ポンド買い・ユーロ売りのフローが上値を抑えたうえに、独ZEW景況感が予想以上の悪化を示したことがユーロ売りを促した。独ZEWは「ドイツ経済見通しは崩れつつある」「経済への期待は、依然として高い不確実性に影響されている可能性高い」などと警戒感を示した。ユーロドルは1.09台前半で軟調に推移。ユーロ円は161円台後半まで買われた後、161円台前半へと押し戻されている。米株先物・時間外取引は買いが優勢も、上値追いの勢いには欠けている。中東やウクライナの情勢が不透明としてNY原油先物が80ドル付近に買われている。米生産者物価指数の結果を見極めたいとして、調整ムードが広がる時間帯となっている。

 ドル円は147円台後半での取引。東京朝方の146.92近辺を安値に、その後は日経平均の大幅高とともに買われた。ロンドン朝方には147.95近辺に高値を伸ばしている。しかし、ロンドン時間に入ると上昇は一服。序盤に堅調だった欧州株が総じてマイナスに転じる動き。原油先物が中東情勢緊迫化などを受けて買われるなど、やや調整の動きがみられている。

 ユーロドルは1.09台前半での取引。ロンドン朝方の1.0941近辺を高値に、ロンドン序盤には1.0914近辺まで軟化している。ユーロ円はドル円とともに買われ、東京朝方の160.65近辺を安値に、ロンドン朝方には161.80近辺まで買われた。その後は上値を抑えられており、161円台前半へと押し戻されている。英雇用統計の改善に対して独ZEW景況感指数は予想外の悪化と、対照的な結果になり、ユーロ売り・ポンド買いが先行も足元では一服。

 ポンドドルは1.27台後半での取引。東京朝方の1.2762近辺を安値にロンドン序盤には1.2813近辺まで買われた。しかし、ロンドン勢の本格参加とともに上値が重くなり1.28台は維持できていない。ポンド円は東京朝方の187.59近辺を安値に買われ、ロンドン朝方には189.52近辺に高値を伸ばした。その後は188.60付近へ反落している。ユーロポンドは0.8565から0.8530付近までの値動きの中で、ポンド買いが先行したが、その動きは一服している。ロンドン早朝発表の英4-6月ILO雇用統計で、失業率が予想外に前回の4.4%から4.2%に低下しており、ポンド買い反応を広げていた。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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