外為サマリー:145円80銭台で推移、15時から開かれる三者会合に注目
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米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した7月の非製造業景況感指数が好不況の分かれ目となる50を2カ月ぶりに上回ったことで、米景気に対する過度な懸念が和らいだ。投資家のリスク回避姿勢が後退するなか、日経平均株価が急反発して始まったことが円買い一巡感につながり、ドル円相場は午前9時10分ごろに一時146円37銭まで上伸した。ただ、不安定な相場展開が続いていることから積極なドルの買い手は少なく、144円30銭台に押し戻される場面がみられるなど荒い値動き。日銀が7月1日に公表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、企業の事業計画の前提となる24年度の想定為替レートが144円77銭となっていることからドルの売り需要が意識された面もあったようだ。とはいえ、正午過ぎに「日銀、財務省、金融庁が午後3時から国際金融資本市場に関わる情報交換会合(三者会合)を開く」ことが伝えられると、ドル円相場は再び強含みとなった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0946ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=159円66銭前後と同2円55銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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