やや円安・ドル高 ECB理事会を控えて前日までの動きに調整=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2024/07/18 20:27 - 「やや円安・ドル高 ECB理事会を控えて前日までの動きに調整=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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やや円安・ドル高 ECB理事会を控えて前日までの動きに調整=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/18 20:27
やや円安・ドル高 ECB理事会を控えて前日までの動きに調整=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、やや円安・ドル高の推移。ドル円は東京朝方に155.38近辺まで下落したあとは、円買いの動きは一巡。156円台へと買い戻されている。ロンドン時間には156.59近辺まで反発した。クロス円も堅調。ユーロ円は170円付近を安値に、171円台乗せへと反発。足元では171円挟みで揉み合っている。一方、ユーロドルは米債利回り上昇とともに上値を抑えられ、1.09台前半での弱保ち合いとなっている。ポンドは上値が重い。この日発表された英雇用統計で、賃金の伸びが鈍化したことに反応。ECB理事会の発表前にポンド買いポジションに調整が入る面もあったようだ。ポンドドルは1.30台割れから1.29台後半へと軟化。ポンド円は東京午後の203.59近辺を高値に、ロンドン時間には202円台後半まで一時反落したあとは203円台前半に落ち着いた。ユーロ対ポンドではユーロ買いの動きが入っている。今回のECB理事会では政策金利が据え置かれる見込み。次回の9月理事会について、利下げが示唆されるのかどうかが注目されている。

 ドル円は156円台前半での取引。東京朝方には156円台割れから155.38近辺まで下落した。円売りポジションにストップ注文が発動されたもよう。その後は急速に買い戻されて156円台を回復している。ロンドン序盤には156.59近辺に高値を伸ばしている。林官房長官は「日銀の金融政策は為替誘導を目的としたものではない」と前日の「日銀は円安是正のため利上げを」との河野デジタル相の発言報道に釘を刺した。

 ユーロドルは1.09台前半での取引。東京朝方の1.0941近辺からロンドン朝方には1.0926近辺まで軟化。米債利回りの上昇がドル買い圧力となったようだ。ユーロ円はドル円に沿った値動き。東京朝方の170円ちょうど近辺を安値に買われ、東京昼過ぎには171.19近辺に高値をつけた。その後は売買が交錯しているが、171円挟みの水準に高止まりしている。対ポンドではユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.29台後半での取引。東京午後の1.3013近辺を高値にロンドン序盤には1.2982近辺まで軟化した。3-5月の英雇用統計で賃金の伸びが5.7%に鈍化したことが重石となった。ユーロポンドも0.8405近辺を安値に0.8420近辺へと上昇。ポンドは軟調に推移している。そのなかで、ポンド円は円安の動きが優勢となり、東京早朝の202.11近辺を安値に東京昼過ぎには203.59近辺まで買われた。足元では203円台前半で揉み合っている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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