来週の為替相場見通し=円安の流れが終わったかを見極めへ

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最新投稿日時:2024/07/12 17:24 - 「来週の為替相場見通し=円安の流れが終わったかを見極めへ」(みんかぶ)

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来週の為替相場見通し=円安の流れが終わったかを見極めへ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/12 17:24
来週の為替相場見通し=円安の流れが終わったかを見極めへ  来週のドル円相場は、これまでのドル高・円安の流れが終わったかどうかを見極めることになりそうだ。予想レンジは1ドル=156円50銭~161円00銭。

 11日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、米利下げ観測が強まるとともにドル安・円高方向に振れやすくなっている。また、ドル円相場がCPI発表前の161円台半ばから一時157円40銭台までドル安・円高が進み、市場では日本政府・日銀による円買い介入の観測が浮上した。12日の東京市場では159円台に戻したが、介入警戒感がくすぶるなか円売りは抑制されそう。また、16日に発表される6月の米小売売上高などが弱い内容となれば、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを進めやすくなるとの見方が一段と強まりそうだ。ただ、円高が進むと円安阻止のために日銀が利上げに踏み切るとの観測が後退しそうなほか、日米の株価が再び騰勢を強めるとリスク資産を選好する流れから低リスク通貨とされる円を売ってドルを買う動きが広がる可能性がある。

 なお、来週に海外で発表される主な経済指標は、15日に4~6月期の中国国内総生産(GDP)と7月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に7月のユーロ圏ZEW景況感調査と6月の米輸入物価指数、17日に6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値と6月の米鉱工業生産、18日に7月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数と6月の米景気先行指標総合指数、19日に6月のドイツ生産者物価指数(PPI)と5月のユーロ圏経常収支など。また、18日には欧州中央銀行(ECB)理事会が開かれる。一方、国内では19日に6月の全国CPIが公表される予定となっている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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