午前:債券サマリー 先物は反発、前日の米債券高を受け堅調推移
11日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。上値の重さは否めないものの、前日の米長期債相場が小幅ながら上昇(金利は低下)したことを手掛かりに堅調推移となった。
10日に行われた米10年債入札が好調な結果だったことなどを背景に、同日の米長期金利が低下した流れが東京市場に波及。日本時間今晩に6月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることを控えて円債を買い戻す動きもあり、債券先物は一時142円91銭まで上伸した。ただ、米CPIの結果を見極めるまでは積極的には動きにくく、上値を買い上がる動きは広がらず。また、日銀が前日まで開いた債券市場参加者会合を受け、国債買い入れの大幅減額への警戒感がくすぶっていることも影響したようだ。なお、きょうは財務省が20年債入札を実施する。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比6銭高の142円88銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の1.080%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
10日に行われた米10年債入札が好調な結果だったことなどを背景に、同日の米長期金利が低下した流れが東京市場に波及。日本時間今晩に6月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることを控えて円債を買い戻す動きもあり、債券先物は一時142円91銭まで上伸した。ただ、米CPIの結果を見極めるまでは積極的には動きにくく、上値を買い上がる動きは広がらず。また、日銀が前日まで開いた債券市場参加者会合を受け、国債買い入れの大幅減額への警戒感がくすぶっていることも影響したようだ。なお、きょうは財務省が20年債入札を実施する。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比6銭高の142円88銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の1.080%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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