円売りとドル買い、欧州株が堅調、米小売売上高控えた動きも=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2024/06/18 20:12 - 「円売りとドル買い、欧州株が堅調、米小売売上高控えた動きも=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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円売りとドル買い、欧州株が堅調、米小売売上高控えた動きも=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/18 20:12
円売りとドル買い、欧州株が堅調、米小売売上高控えた動きも=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円売りとドル買いが優勢。朝方からは円売りが先行。前日のNY株式市場でナスダック指数が6営業日連続の最高値更新。きょうも日本株、アジア株に続いて欧州株が買われている。リスク動向の回復が円売りを誘ったようだ。この日はフランス債とドイツ債の利回り格差が小幅に縮小しており、仏政治情勢の不透明感を受けた債券市場の不安定な動きも落ち着いている。ドル円は157円台後半から158円台に乗せている。クロス円も買われ、ユーロ円は169円付近から169円台後半へ、ポンド円は200円付近から200円台後半へと上昇。その後は次第にドル買いが優勢になっている。このあとのNY市場で米小売売上高や米鉱工業生産が発表される。いずれも前回からの改善が見込まれており、米債利回りが上昇。また、独ZEW景況感指数が前回から小幅の上昇にとどまり、市場予想を大きく下回ったことがユーロ売りとなる面もあった。ユーロドルは1.07台前半で、ポンドドルは1.27台割れから1.26台後半へと上値重く推移。ユーロ対ポンドでは、ユーロ買いが先行したが、その後は戻す動き。仏政治情勢に対する不透明感は払しょくしきれずの印象だった。

 ドル円は158円台前半での取引。東京午前の157.52近辺を安値に、その後は堅調な足取りを示している。ロンドン序盤には158.23近辺まで高値を伸ばした。その後は買い一服も158円台は維持している。

 ユーロドルは1.07台前半での取引。東京午前の1.0741近辺を高値に、その後はジグザグの値動きも水準を下げてきている。ロンドン序盤には1.0715近辺まで下押しされ、その後も安値圏にとどまっている。ユーロ円は東京昼過ぎに168.97近辺まで下押しされたが、その後は買いに転じている。ロンドン序盤には高値を169.71近辺に伸ばした。足元では169円台半ばで揉み合っている。対ポンドでは上に往って来いと方向感に欠ける動き。欧州株は堅調、仏独債の利回り格差拡大も一服。ただ、米債利回り上昇や力強さに欠ける独ZEW景況感指数の結果内容が重石となった。

 ポンドドルは1.26台後半での取引。東京朝方の1.2715近辺を高値に、その後は上値重く推移している。ロンドン序盤には1.2673近辺まで一時下落。その後も1.26台後半にとどまっている。ポンド円は東京午前の200.04近辺を安値に買われあと、ロンドン序盤には200.77近辺に高値を伸ばしている。足元では200円台半ばで揉み合っている。ユーロポンドは0.8445近辺から0.8460付近で上に往って来いと方向感に欠けた。ポンドにとっては、明日の一連の英インフレ指標、明後日の英金融政策委員会の結果発表など注目イベントが予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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