やや円高、植田日銀総裁の発言で＝東京為替前場概況

　東京午前のドル円は、植田日銀総裁の発言を手がかりに１５７．５２円付近まで円買い・ドル売りが優勢となった。植田総裁は、「場合によっては７月に利上げ十分あり得る」と述べた。ただ、先週の会見内容の繰り返しであり、値幅は限定的。

　ユーロ円は１６８．９９円付近、ポンド円は２００．０４円付近、豪ドル円は１０４．１０円付近までやや円高推移。ただ、このところの円安傾向に目立った反動は見られず。豪中銀（ＲＢＡ）の政策金利発表を控えた思惑含みの動意も限定的。

MINKABU PRESS