やや円安推移も材料に対する反応は続かず、英米市場の休場で=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2024/05/27 20:30 - 「やや円安推移も材料に対する反応は続かず、英米市場の休場で=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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やや円安推移も材料に対する反応は続かず、英米市場の休場で=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/27 20:30
やや円安推移も材料に対する反応は続かず、英米市場の休場で=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、やや円安の推移。週明けの株式市場はアジア株に続いて欧州株も堅調に推移しており、リスク選好的な動きとなっている。ドル円は157円付近から156.60台で振幅。東京時間には日本国債利回りの上昇、内田日銀副総裁の「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉視野に入った」などの発言を受けて円高の動きがみられたが、ロンドン時間にかけては下げ一服。クロス円も総じて堅調で、ユーロ円は170円割れ水準から170円台半ばへ、ポンド円は199円台後半から200円台乗せへと再び買われている。このところ、円高材料に対する動き一巡後は、円安が再燃するパターンが続いている。ドル相場はややドル安方向への動き。ユーロドルは1.08台前半から後半へ、ポンドドルは1.27台前半から半ばへと水準を上げている。米債利回りの手掛かりに欠けるなかで、リスク選好の動きが下支えとなっている。5月独Ifo景況感指数は予想を下回ったが、期待指数は改善しており反応しにくい内容だった。この日は英米市場が休場となっており、材料難となる中、次第に値動きは鈍ってきている。

 ドル円は156円台後半での取引。東京朝方の157.04近辺を高値に、東京午前から昼にかけて売られ、156.67近辺の安値をつけた。しかし、その後は下げ一巡となりロンドン時間には156.90台まで反発。足元では、英米市場の休場で上げも一服している。

 ユーロドルは1.08台後半での取引。東京朝方の1.0840付近を安値に、揉み合いが続いたあと、ロンドン時間には1.0867近辺まで一時買われた。ユーロ円は下に往って来い。東京早朝の170円台前半から東京午後には169円台割れまで軟化。その後は、欧州株高とともに反発し、高値を170.50付近に更新している。対ポンドでは方向性を示していない。5月独Ifo景況感は予想を下回ったが、期待指数は改善しており、反応しにくい結果となっていた。ロンドン勢やこのあとのNY勢が休場となるだけに、全般に動意薄となっている。

 ポンドドルは1.27台半ばでの取引。東京朝方の1.2730台からロンドン時間には1.2758近辺まで買われる動き。ポンド円はユーロ円と同様に下に往って来い。200円台乗せ水準から199.60付近まで下落したあと、再び200円台に乗せている。ユーロポンドは0.8510-20レベルでの揉み合いに終始している。ロンドン市場がスプリングバンクホリデーとなるなかで、英国発の材料は特段みられず。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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