ドル円は午前の上昇が続かず、ユーロドルはやや堅調＝東京為替概況

ドル円は午前の上昇が続かず、ユーロドルはやや堅調＝東京為替概況
　　
　週明け20日の東京市場、ドル円は155円台後半を中心とした推移。前週末終値に近い155円60銭前後でスタート後、早朝に155円50銭割れの場面も続かず、午前中はドル高円安が優勢となった。仲値に絡んだドル買い円売り注文が入ったことに加え、日経平均の大幅高、香港ハンセン指数、豪ASXなどアジア主要株価指数も軒並みの上昇で、リスク選好の円売りが入った。
　　　
　ドル円は155円94銭まで上値を伸ばしたが、156円手前の売りが重く、午後にかけては利益確定売りなどに押され155円60銭台を付けている。
　　
　ユーロドルは朝の1.0870前後での推移から1.0880台へ上昇。小幅な値動きながら、目立った押し目なくじっくりとユーロ買い。
　　
　ユーロ円は早朝の円高局面で168円99銭を付けたが、その後はドル円の上昇もあり、午前中に169円58銭まで上昇。先週15日の高値を超え、4月29日以来の水準を付けた。もっともその後は利益確定の売りもあって169円30銭台を付けるなど、もみ合いとなった。
　　
MINKABU PRESS 山岡和雅