富士通が急落、今期最終減益予想を嫌気
富士通<6702.T>が急落した。25日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想を開示した。売上収益は前期比0.1%増の3兆7600億円、調整後ベースで営業利益は同16.3%増の3300億円、最終利益は同4.2%減の2260億円を見込む。最終減益の見通しを嫌気した売りが膨らんだ。一方、同社は取得総数1億5000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.16%)、取得総額1800億円を上限とする自社株買いの実施も発表。これが下支え要因となり、朝方の売りが一巡した後は下げ幅を縮小する展開となっている。自社株の取得期間は5月1日から2025年3月31日まで。今期の年間配当予想は28円とした。前期は株式分割を考慮したベースで年間配当は26円だった。
出所:MINKABU PRESS
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