日経平均は4日ぶりに反落、米国株安で売り優勢も底堅い展開に

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最新投稿日時:2024/02/14 15:40 - 「日経平均は4日ぶりに反落、米国株安で売り優勢も底堅い展開に」(フィスコ)

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日経平均は4日ぶりに反落、米国株安で売り優勢も底堅い展開に

配信元:フィスコ
投稿:2024/02/14 15:40
*15:40JST 日経平均は4日ぶりに反落、米国株安で売り優勢も底堅い展開に 13日の米国市場は大幅下落。ダウ平均は524.63ドル安(-1.35%)の38272.75ドル、ナスダックは286.95ポイント安(-1.80%)の15655.60で、S&P500 は68.67ポイント安(-1.37%)の4953.17で取引を終了した。1月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど減速せず、早期の利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付きから下落。その後、長期金利の大幅上昇に連れて売りが一段と加速し、終日軟調に推移した。終盤にかけては手仕舞い売りを巻き込み下げ幅を拡大し終了。

米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。昨日の急騰に対する反動もあり日経平均は37600円台まで下落したが、押し目を狙う投資家の買いによって日経平均は底堅い格好に。TOPIXは前日比1%超安となったが、日経平均は相対的にしっかりとした展開となった。引き続き決算発表銘柄の物色が強いことから、東証プライム市場の売買代金は4営業日連続5兆円台となった。

大引けの日経平均は前日比260.65円安(-0.69%)の37703.32円となった。東証プライム市場の売買高は19億898万株、売買代金は5兆1900億円だった。セクター別では、パルプ・紙、鉄鋼、不動産業、保険業、電気・ガス業などが下落した一方、海運業、その他製品、石油・石炭製品、医薬品、小売業の5セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は19%、対して値下がり銘柄は79%となっている。

日経平均採用銘柄では、メルカリ<4385>が米フリマ事業の伸び悩みが意識されて売り優勢となったほか、ヤマハ<7951>大平洋金属<5541>資生堂<4911>、DOWAホールディングス<5714>が下落した。日経平均採用以外では、さえない決算が嫌気されたスノーピーク<7816>ナブテスコ<6268>サイボウズ<4776>シマノ<7309>が急落した。

一方、決算が材料視されてシチズン時計<7762>が昨年来高値を更新したほか、引き続き2月のMSCI銘柄定期入れ替えに伴う新規採用が材料視されてスクリーンHD<7735>
が強い。このほか、サッポロHD<2501>川崎汽船<9107>アドバンテスト<6857>が上昇。日経平均採用以外では、業績予想の上方修正と期末配当の増額と自社株取得枠を設定したニッパツ<5991>が急騰したほか、イトーキ<7972>も好業績や年間配当の増額、株主優待制度の新設などが材料視されてストップ高比例配分となった。
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配信元: フィスコ

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