住友理工、今期最終を16％上方修正

　住友理工 <5191> [東証Ｐ] が1月31日昼(12:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は133億円の黒字(前年同期は25.2億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の119億円→138億円(前期は66.8億円)に16.0％上方修正し、増益率が78.1％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の60.7億円→79.7億円(前年同期は114億円)に31.3％増額し、減益率が47.1％減→30.5％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比3.3倍の75.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.6％→7.7％に大幅改善した。

株探ニュース