住友理工に強気評価、国内有力証券は新規「A」でカバレッジ開始
住友理工<5191.T>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は21日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は1800円とした。同社は自動車用防振ゴムで世界シェアトップ、自動車用ホースでも国内トップの実績を持つ。25年3月期業績は、自動車生産台数が中国やタイで減少を見込み、原燃料価格や輸送費、労務費の高騰などが利益を押し下げ、減益の見込み。ただ、前期と今期業績予想を踏まえ、会社側では26年3月期を最終年度とする中期経営計画の事業利益目標を280億円から320億円に上方修正している。EV向け製品の拡販も見込まれているほか、防振ゴムもメキシコ第2工場本格稼働で堅調な見通しだ。株価はPBR0.8倍弱で今後の株主還元策が期待できる、と同証券ではみている。
出所:MINKABU PRESS
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