フジ日本、今期経常を一転10％増益に上方修正・最高益、配当も3円増額

　フジ日本精糖 <2114> [東証Ｓ] が1月31日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.7％増の18.7億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の15.5億円→21億円(前期は19.1億円)に35.5％上方修正し、一転して9.5％増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→9億円(前年同期は10.6億円)に2.5倍増額し、減益率が66.5％減→14.8％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の14円→17円(前期は13円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.0％減の6.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.3％→9.9％に低下した。

株探ニュース