決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … Ｂガレージ、泉州電、コーセーＲＥ (12月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　コーセーＲＥ <3246>
　23年1月期の連結経常利益を従来予想の14.1億円→17.8億円(前期は12.7億円)に26.7％上方修正し、増益率が11.0％増→40.6％増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　泉州電 <9824>
　22年10月期の連結経常利益は前の期比57.8％増の78.9億円に拡大し、23年10月期も前期比2.6％増の81億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　スバル <9632>
　23年1月期の連結経常利益を従来予想の40.9億円→47.5億円(前期は44.5億円)に16.2％上方修正し、一転して6.9％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3246> コーセーＲＥ 　東Ｓ　　 +6.26 　 12/ 8　　　3Q　　　-15.29
<3180> Ｂガレージ 　　東Ｐ　　 +1.99 　 12/ 8　　上期　　　-12.35
<9824> 泉州電 　　　　東Ｐ　　 +1.04 　 12/ 8　本決算　　　　2.61
<9632> スバル 　　　　東Ｓ　　 +0.88 　 12/ 8　　　3Q　　　 28.79

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース