前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

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最新投稿日時:2022/12/07 05:30 - 「前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―」(株探)

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/12/07 05:30

マツモト <7901>  7,170円 (+1,000円、+16.2%) ストップ高

 マツモト <7901> [東証S]がストップ高。6日午前9時ごろ、集計中の第2四半期累計(5-10月)単独業績について、売上高が6億円から6億6000万円(前年同期比12.5%減)へ、営業損益が5億円の赤字から3億5000万円の赤字(前年同期4億6900万円の赤字)へ、最終損益が5億円の赤字から3億5000万円の赤字(同3億5400万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。学校アルバム部門、一般商業印刷部門ともに売上高が計画を上回って着地したことに加えて、固定費削減が予想を上回って実現したことが寄与した。

ピアズ <7066>  783円 (+100円、+14.6%) ストップ高

 ピアズ <7066> [東証G]がストップ高。5日の取引終了後、1対1のビデオ通話を販売できるツール「Talkport(トークポート)」を運営するPort(東京都渋谷区)から第三者割当増資を引き受け、資本・業務提携したと発表。これを材料視した買いが膨らんでいる。これによりピアズは、Talkportを活用したVチューバーとファンのコミュニケーションサービスや、NFTを活用したクリエーター・ファンエコノミーの提供などを行う。将来的にはメタバース事業における仮想空間内での協業も視野に入れる。

ファーマF <2929>  1,470円 (+176円、+13.6%)

 東証プライムの上昇率2位。ファーマフーズ <2929> [東証P]が続急騰。5日の取引終了後に8-10月期決算を発表し、売上高は前年同期比35.1%増の170億3000万円、営業損益は前年同期の黒字から赤字転落となる21億9400万円の赤字で着地した。営業赤字となったものの、増収基調を継続したことを評価する向きが強まっているようで、6日の同社株は大きく買われた。主力商品である「ニューモ育毛剤」の新規獲得が復調したことに加え、機能性表示食品「シボラナイトGOLD」やまつ毛美容液「まつ毛デラックスWMOA(ウモア)」が伸びた。一方、定期顧客の更なる獲得に向けて広告宣伝費を増加させており、これが利益面で響いた。なお、通期の増収増益見通しは据え置いている。

NTN <6472>  282円 (+12円、+4.4%)

 NTN <6472> [東証P]が大幅続伸。商いを膨らませて急動意、一時は前日5日比5.2%高の284円まで上値を伸ばす場面があった。株価は11月1日にマドを開けて上放れた後、翌2日に6月につけた年初来高値306円に肉薄したが、その後は伸び悩み200円台後半でもみ合っていた。同社は自動車向けを主力とするベアリング大手の一角だが、目先の急動意について市場では「中国のゼロコロナ政策緩和の動きを背景に自動車生産が軌道に乗り、同社にとっても風向きが良くなることが予想される。株価が200円台と値ごろ感があるほか、直近ではゴールドマンサックス証券が同社株の投資判断を売りから買いに変更し、目標株価も240円から410円に大幅に引き上げたことで株価にインパクトを与えている」(準大手証券ストラテジスト)としていた。

薬王堂HD <7679>  2,656円 (+94円、+3.7%)

 薬王堂ホールディングス <7679> [東証P]が大幅続伸。5日の取引終了後に発表した11月度の月次速報で、既存店売上高は前年同月比8.5%増と12ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客数が同2.1%増、客単価が同6.2%増とともに伸長した。

クスリアオキ <3549>  7,910円 (+280円、+3.7%)

 クスリのアオキホールディングス <3549> [東証P]が大幅続伸。5日の取引終了後に発表した11月度の営業速報で、既存店売上高が前年同月比7.0%増と6ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客単価は同4.2%増と引き続き順調に推移したほか、客数も同2.7%増と前月の同1.2%減から改善した。なお、全店ベースでは同18.3%%増だった。

タカラバイオ <4974>  1,815円 (+64円、+3.7%)

 タカラバイオ <4974> [東証P]が大幅高で8日ぶりに反発。11月14日に1940円の戻り高値をつけた後は調整局面に入り、特に直近では前日5日まで7営業日続落と下値模索の動きを強めていたが、満を持して切り返しに転じた。同社は5日取引終了後に等温増幅法に最適化した酵素を発売することを発表。 新型コロナウイルス検査などで活用されている遺伝子検査は、微量の遺伝子を酵素反応により選択的に増幅して検出する方法が一般的だが、主流のPCR法以外にも等温増幅法という手法があり、同手法はPCR法のような精緻な温度制御が不要で幅広い検査現場で活用が期待されている。同社はオンサイト検査市場をターゲットに同酵素を使った等温増幅法による遺伝子検査システムの開発も進めていく構えにある。

JINSHD <3046>  4,430円 (+145円、+3.4%)

 ジンズホールディングス <3046> [東証P]が大幅反発。5日の取引終了後に発表した11月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比2.0%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。11月3日から販売している、ミッフィーと仲間たちが登場するディック・ブルーナの絵本のイラストとコラボレーションした「JINS×Dick Bruna」が売り上げを牽引したほか、11月10日から価格改定をしたことなどが寄与した。なお、全店売上高は同5.4%増だった。

中山鋼 <5408>  809円 (+26円、+3.3%)

 中山製鋼所 <5408> [東証P]が大幅続伸。上げ足鮮烈、800円台を回復した。同社株の800円台乗せは2017年11月以来約5年ぶりとなる。鋼板やコイル、棒鋼などを製造し、高度な製鉄技術に加え鉄スクラップを活用した自社電炉製造技術を強みとしている。業績は絶好調で22年3月期の営業3倍増益に続き、23年3月期も前期比77%増の128億円予想と抜群の変化率を示す。市場では一段の増額修正が有力視されている。また、同社の独自製品であるNFG(微細粒熱延鋼板)は軽量・高強度のスーパーメタルとして注目され、電気自動車(EV)向けの素材として今後の需要開拓が期待される。収益成長性が高まっている一方、PERはわずか4倍台、PBRも0.4倍台と超割安圏に位置している。また、今期年間配当は大幅増配で47円を計画、配当利回りは6%近い。

ABCマート <2670>  7,030円 (+210円、+3.1%)

 エービーシー・マート <2670> [東証P]が大幅続伸。5日の取引終了後に発表した11月度概況で、既存店売上高が前年同月比12.9%増と9ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。全国旅行支援がスタートし、都心部や観光地を中心に人出が増えたことが寄与したほか、都心部のインバウンド需要も徐々に回復した。商品別では、デジタル広告で販売を強化している新作スニーカーが売上を牽引し、オンライン販売も好調。更に気温が高めだったことから、スウェットやロングスリーブなど秋物のアパレルも好調だった。なお、全店売上高は同14.0%増だった。

■チェンジ <3962>  2,294円 (+54円、+2.4%)

 チェンジ <3962> [東証P]が反発。5日の取引終了後、SBIホールディングス <8473> [東証P]と共同で、国際金融都市構想を推進する大阪府及び大阪市の職員向けに金融教育プログラム「国際金融都市実現に向けた金融リテラシー向上研修」の提供を開始すると発表しており、好材料視された。チェンジとKDDI <9433> [東証P]との合弁会社で、デジタルトランスフォーメーション(DX)人材教育プログラムを提供するディジタルグロースアカデミアと共同で提供する。プログラムの内容は、マインド(国際金融都市構想に臨む職員の自分事化や意義の理解)とリテラシー(これからの金融に関して必要となる知識)の2つの領域において、国際金融都市構想のビジョンの理解から実現に必要となる、最先端のブロックチェーンに関する概要や仕組み、金融×デジタルに関わる講座を用意するとしている。

泉州電 <9824>  2,764円 (+61円、+2.3%)

 泉州電業 <9824> [東証P]が続伸し後場上げ幅を拡大。6日午後2時ごろ、集計中の22年10月期連結業績について、売上高が1080億円から1136億円(前の期比22.9%増)へ、営業利益が64億円から74億円(同56.0%増)へ、純利益が46億円から53億円(同47.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。電線の主材料である銅価格の上昇に伴う建設・電販向け売上高の増加や半導体製造設備向け需要の増大、自動車・工作機械向け需要の回復による利益の増加などが要因。また、子会社業績が好調だったことも寄与した。なお、業績上振れに伴い、期末配当を60円から80円にすると発表。年間配当は140円(前の期90円)となる。

川崎汽 <9107>  2,535円 (+52円、+2.1%)

 川崎汽船 <9107> [東証P]が4日ぶりに反発。一時82円高の2565円まで上値を伸ばし5日移動平均線との下方カイ離を解消したほか、日本郵船 <9101> [東証P]、商船三井 <9104> [東証P]なども揃って堅調な値動きとなった。更に、明治海運 <9115> [東証S]なども切り返しに転じるなど 海運株への買いが目立った。前場取引前半は「海運」は業種別騰落で33業種中値上がり率トップとなっていた。コンテナ船市況の軟化も株価には大方織り込みが進んだほか、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数も底入れから出直りの動きにある。中国のゼロコロナ政策が漸次緩和されるなか、中国経済減速に対する懸念も和らいでいる。収益環境のネガティブ要因が緩和されるなか、低PER・低PBR・高配当利回りの3拍子揃ったバリュー株としての側面が見直されている。郵船と商船三井の今期予想配当利回りはいずれも16%台後半で、全上場企業の中でも群を抜いている。

東ガス <9531>  2,474円 (+46円、+1.9%)

 東京ガス <9531> [東証P]が7日ぶりに反発。5日のニューヨーク商業取引所で、天然ガス先物相場は大幅に4日続落し、下落率は10%を超えた。足もとでドル円相場は再び円安方向に振れてはいるが、天然ガスの調達コストの低下が同社の利益の押し上げ要因となるとの思惑から、買いが集まったようだ。大阪ガス <9532> [東証P]も堅調な値動きとなった。米天然ガス先物の急落は、最新の気象予測を受け、需要がこれまでの想定に比べ低調になるとの見方が広がったことなどが背景にあるようだ。

ニチレイ <2871>  2,829円 (+44円、+1.6%)

 ニチレイ <2871> [東証P]が反発。6日午前10時ごろ、「パーソナルユース商品」の上期売上高が100億円を突破したと発表しており、好材料視された。同社では、加工食品事業における新たな付加価値商品の開発継続・販売強化策の一つとして、コロナ禍で加速した「パーソナルユース需要」を取り込む商品に注力しており、上期は3月発売の家庭用「冷やし中華」を筆頭に、「パーソナルユース商品」売上高が100億円を突破したという。下期には業務用向け商品を新発売するなどし、全業態を通じた今期の売上高は230億円を予定。更に中期経営計画の最終年度にあたる25年3月期には同300億円を目指すとしており、順調な進展が評価されているようだ。

三菱重 <7011>  5,264円 (+66円、+1.3%)

 三菱重工業 <7011> [東証P]が続伸。川崎重工業 <7012> [東証P]、IHI <7013> [東証P]など 防衛関連株に位置付けられる銘柄群に買いが集まった。岸田文雄首相が5日、23年度から5年間の防衛費の総額を43兆円とするよう指示したことが伝わり、防衛省との取引金額の大きい総合重機メーカーに買いが集まっている。このうち三菱重は防衛省との昨年度の契約額が4600億円弱で群を抜いており、関連最右翼銘柄としてマーケットの注目度も高い。また、三菱重は5日取引終了後に、インドネシアのエネルギー関連企業向けに5万5000キロワット級の地熱発電設備を受注したことも発表しており、これも株価の刺激材料となったもようだ。

HUグループ <4544>  2,724円 (+30円、+1.1%)

 H.U.グループホールディングス <4544> [東証P]が3日ぶりに反発。同社は5日、傘下の富士レビオが、新型コロナウイルス抗原とインフルエンザウイルス抗原を同時に検査できるる抗原定性同時検査キット「エスプラインSARS-CoV-2&Flu A+B(一般用)」の製造販売承認を厚生労働省から取得したと発表しており、好材料視された。同検査薬は、簡便な操作で20分以内に新型コロナウイルス抗原及びインフルエンザウイルス抗原検出を同時に検査することが可能。今後、一般用検査薬(第1類医薬品)として、薬局・ドラッグストアでの薬剤師による対面販売や、薬剤師によるインターネット販売を行うという。

※6日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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