ETF売買動向＝10日前引け、ＷＴプラチナ、ＫＤＸサムスが新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.9％増の1713億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同29.5％増の1519億円だった。

　個別ではサムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が新高値。グローバルＸ　自動運転＆ＥＶ <2867> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.93％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.16％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.87％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は3.05％安と大幅に下落。

　日経平均株価が325円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金887億3600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1009億7700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が173億6200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が108億3800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が97億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が83億6000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が62億1600万円の売買代金となった。

株探ニュース