ウォルマートが決算受け上昇 通期の1株利益の見通しを上方修正=米国株個別
ウォルマート<WMT>が上昇しておりダウ平均をサポート。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、米既存店売上高が予想を上回る伸びを示したほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益はこれまで通りに減益の見通しを示したものの、3週間前に示した見通しからは上方修正した。米既存店売上高は従来の見通しを据え置いている。
同社は消費の変化を乗り切ろうとしている。インフレのために買い物客は生活必需品により多くの支出を迫られ、利益率の高い一般商品の購入に回す資金が少なくなっている。また、肥大化した在庫処理のためにアパレルやその他の商品の値下げを余儀なくされている。
同社のマクミロンCEOは声明で、「米国における在庫水準改善への措置と、食料品に売上げの構成が傾斜したことが、第2四半期の利益率と今年の見通しを圧迫した。サプライチェーンのコスト改善については順調に進展しており、その作業は継続中だ」と述べている。
同業のターゲット<TGT>も連れ高。
(5-7月・第2四半期)
・米既存店売上高:7.0%(予想:6.5%)
ウォルマート:6.5%(予想:5.4%)
サムズクラブ:9.5%(予想:9.1%)
・1株利益:1.77ドル(予想:1.63ドル)
・売上高:1528.6億ドル(予想:1511.4億ドル)
(8-10月・第3四半期)
・1株利益:-9.0~-11.0%
・売上高:約5.0%増
(通期見通し)
・米既存店売上高:3.5%に据え置き
・売上高:約4.5%増
・1株利益:-9.0~-11.0%(従来:-11~-13%)
(NY時間09:37)
ウォルマート<WMT> 138.88(+6.28 +4.74%)
ターゲット<TGT> 176.81(+4.50 +2.61%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社は消費の変化を乗り切ろうとしている。インフレのために買い物客は生活必需品により多くの支出を迫られ、利益率の高い一般商品の購入に回す資金が少なくなっている。また、肥大化した在庫処理のためにアパレルやその他の商品の値下げを余儀なくされている。
同社のマクミロンCEOは声明で、「米国における在庫水準改善への措置と、食料品に売上げの構成が傾斜したことが、第2四半期の利益率と今年の見通しを圧迫した。サプライチェーンのコスト改善については順調に進展しており、その作業は継続中だ」と述べている。
同業のターゲット<TGT>も連れ高。
(5-7月・第2四半期)
・米既存店売上高:7.0%(予想:6.5%)
ウォルマート:6.5%(予想:5.4%)
サムズクラブ:9.5%(予想:9.1%)
・1株利益:1.77ドル(予想:1.63ドル)
・売上高:1528.6億ドル(予想:1511.4億ドル)
(8-10月・第3四半期)
・1株利益:-9.0~-11.0%
・売上高:約5.0%増
(通期見通し)
・米既存店売上高:3.5%に据え置き
・売上高:約4.5%増
・1株利益:-9.0~-11.0%(従来:-11~-13%)
(NY時間09:37)
ウォルマート<WMT> 138.88(+6.28 +4.74%)
ターゲット<TGT> 176.81(+4.50 +2.61%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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