―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の6月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 カラダノート <4014>
22年7月期の連結経常損益を従来予想の2億8000万円の黒字→2億1000万円の赤字(前期は2億0800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.2 イムラ封筒 <3955>
23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比10.3%減の3.9億円に減り、2-7月期(上期)計画の10.5億円に対する進捗率は37.2%にとどまり、5年平均の44.6%も下回った。
▲No.3 トップカルチ <7640>
22年10月期第2四半期累計(21年11月-22年4月)の連結経常利益は前年同期比73.9%減の5300万円に大きく落ち込み、通期計画の1億0400万円に対する進捗率は5年平均の120.6%を下回る51.0%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4014> カラダノート 東G -6.84 6/ 9 3Q 赤転
<3955> イムラ封筒 東S -5.72 6/ 9 1Q -10.32
<7640> トップカルチ 東S -5.34 6/ 9 上期 -73.89
<7804> B&P 東S -1.76 6/ 9 上期 6.33
<3246> コーセーRE 東S -1.54 6/ 9 1Q -83.98
<1844> 大盛工業 東S -1.03 6/ 9 3Q -33.43
<3070> アマガサ 東G -0.76 6/ 9 1Q 赤縮
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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