アトネイチャ、今期経常を32％上方修正

　アートネイチャー <7823> が1月27日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の27.5億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の20.8億円→27.5億円(前期は20億円)に32.1％上方修正し、増益率が4.1％増→37.6％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の10.4億円→8.2億円(前期は8.4億円)に21.4％下方修正し、一転して2.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→12.6億円(前年同期は24.3億円)に2.1倍増額し、減益率が75.5％減→48.0％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比25.5％減の12.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.0％→11.4％に低下した。

株探ニュース