NY株式市場(30日)4-6月期GDP確定値は予想外に上方修正ー米国10年債利回りは上昇一服か⁈
30日のニューヨーク株式市場でダウ平均は底堅い取引スタートとなりそうだ。
前日に続いて米長期金利は上昇一服となっている。米国10年債利回りは1.54%台で揉み合っていることから、直近で急速に高まったハイテク株への売り圧力はやや後退しそうで、主力ハイテク株中心に買い戻される銘柄が目立ちそうだ。
取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は36.2万件と市場予想(33.0万件)を上回る内容となった。ただ、同時に発表された4-6月期GDPの確定値は、前期比・年率換算で6.7%増と市場予想(6.6%増)を上回る結果となり、これまでのところ相場への影響は限定的となりそうだ。
ダウ平均は前日の買い戻し局面で戻り売り圧力の強さが改めて確認されていることから、寄り付きから積極的に買い上がる動きは現的的となろう。アメリカでは会計年度末を迎える30日も債務上限問題をめぐるアメリカ議会での与野党の攻防が続くものと見られていることから売り買いともに積極的な売買が見送られそうで、終日ポジション調整に終わりそうな一日となる。
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