NY株式市場(9日)米国10年債利回りは1.3%台前半まで切り返すー週末要因で買い戻しも限定的か⁈
9日のニューヨーク株式市場でダウ平均は前日に急落した反動から切り返して取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場は、急落から一夜明けてデルタ株の感染拡大で世界景気の先行き不安から急落した前日の動きは行き過ぎとの見方が台頭しており、主力株中心に買い戻される銘柄が目立ちそうだ。ニューヨーク市場に先駆けて9日のヨーロッパ株式市場では、英政府がコロナ規制の緩和を発表したことから軒並み反発していることも追い風となりそう。
ダウ平均は、寄り付きで前日の下げ分(259ドル)を取り戻して節目の3万4600ドル台を試す寄り付きとなりそうだ。ナスダック総合株価指数は、前日の下げ分を即日で穴埋めできれば、過去最高値を更新して、直近の上昇トレンドに回帰することになろう。
ただ、ダウ平均は、週末要因もあって朝方の買い一巡後は伸び悩みそうだ。引き続き、1.3%台前半まで持ち直す動きが見られる米国10年債利回りの動向を注意深く見守る必要があるほか、ダウ平均は、短期的な株価の下げ止まりを確認したいタイミングにあることから、ひとまず落ち着きどころを探る相場環境となりそうな1日となる。
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