決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ラクーンＨＤ、ウチダエスコ、泉州電 (3月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ウチダエスコ <4699>
　21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比16.0％減の8.5億円に減った。

▲No.4　泉州電 <9824>
　21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比6.9％減の8.1億円に減ったが、11-4月期(上期)計画の15.8億円に対する進捗率は51.8％に達し、5年平均の47.1％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3031> ラクーンＨＤ 　東１　　 -5.16 　　3/ 4　　　3Q　　　 80.72
<4699> ウチダエスコ 　ＪＱ　　 -4.34 　　3/ 4　　上期　　　-16.04
<3770> ザッパラス 　　東１　　 -4.10 　　3/ 4　　　3Q　　　　黒転
<9824> 泉州電 　　　　東１　　 -2.19 　　3/ 4　　　1Q　　　 -6.93

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース