東京株式(寄り付き)=売り先行、過度なワクチン期待剥落で様子見ムード
4日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比円112円安の2万6697円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇し、NYダウは一時3万ドル大台を回復する場面もあった。また、ナスダック総合指数は再び最高値街道に復帰する格好となったが、いずれも終盤急速に上げ幅を縮小する引け味の悪い展開となり、東京市場でもこの流れを受け目先気迷いムードにある。米国では製薬大手のファイザーなどが開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、今年の供給が従来計画規模の約半分になると報じられ過度なワクチン普及期待を剥落させたが、東京市場でも投資家のセンチメントに影響を与えそうだ。日本時間今晩発表予定の11月の米雇用統計を見極めたいとの思惑や、足もと外国為替市場では1ドル=103円台後半の推移と円高方向に振れていることも様子見ムードを助長しやすい。ただし、下値では海外投資家に加え、出遅れた国内機関投資家の買い注文が入り下げ幅も限定的なものにとどまる可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇し、NYダウは一時3万ドル大台を回復する場面もあった。また、ナスダック総合指数は再び最高値街道に復帰する格好となったが、いずれも終盤急速に上げ幅を縮小する引け味の悪い展開となり、東京市場でもこの流れを受け目先気迷いムードにある。米国では製薬大手のファイザーなどが開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、今年の供給が従来計画規模の約半分になると報じられ過度なワクチン普及期待を剥落させたが、東京市場でも投資家のセンチメントに影響を与えそうだ。日本時間今晩発表予定の11月の米雇用統計を見極めたいとの思惑や、足もと外国為替市場では1ドル=103円台後半の推移と円高方向に振れていることも様子見ムードを助長しやすい。ただし、下値では海外投資家に加え、出遅れた国内機関投資家の買い注文が入り下げ幅も限定的なものにとどまる可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
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