ETF売買動向＝10日前引け、野村機械、日興パ中国Ａが新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.2％増の2773億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.5％増の2322億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　機械 <1624> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、グローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、ｉシェアーズ・コア　日経２２５　ＥＴＦ <1329> など31銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> など22銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が7.04％高、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> が6.73％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が6.63％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が6.21％高、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> が6.13％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は6.35％安、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は5.20％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は5.14％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> は4.94％安、東証マザーズＥＴＦ <2516> は4.84％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が268円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1427億7200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1218億8000万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が383億5100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が164億6200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が77億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が67億6300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が46億8900万円の売買代金となった。

株探ニュース