TIが上昇 決算が予想上回る 混乱回避で顧客が在庫積み上げ=米国株個別
テキサス・インスツルメンツ(TI)が上昇。1-3月期決算を発表しており、売上高、1株利益とも予想を上回った。新型ウイルス感染による供給の混乱を回避しようと、顧客が在庫を積み上げたことが追い風となった模様。
テンプルトンCEOは電話会見で、工場の稼働を継続し、研究や新製品への投資を維持すると強調した。また、自社株買いと配当を通じた株主還元策も堅持している。
4-6月期の見通しについては、新型ウイルス感染による景気後退リスクと需要低下を踏まえ、2008年の金融危機時をモデルに作成したとし、不確実性の高まりを反映しガイダンスの幅を広げたという。1株利益の見通しは0.64ドル~1.04ドルと広めにしている。
顧客の在庫積み上げによる短期的需要が見られるとした一方で、それが完了すれば需要減少が見込まれるとし、5月は受注が減るとの見通しも示した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.24ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:33.3億ドル(予想:31.4億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.64~1.04ドル(予想:0.93ドル)
・売上高:26.1~31.9億ドル(予想:30.5億ドル)
(NY時間09:48)
テキサス・インスツルメンツ 109.25(+2.41 +2.25%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
テンプルトンCEOは電話会見で、工場の稼働を継続し、研究や新製品への投資を維持すると強調した。また、自社株買いと配当を通じた株主還元策も堅持している。
4-6月期の見通しについては、新型ウイルス感染による景気後退リスクと需要低下を踏まえ、2008年の金融危機時をモデルに作成したとし、不確実性の高まりを反映しガイダンスの幅を広げたという。1株利益の見通しは0.64ドル~1.04ドルと広めにしている。
顧客の在庫積み上げによる短期的需要が見られるとした一方で、それが完了すれば需要減少が見込まれるとし、5月は受注が減るとの見通しも示した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.24ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:33.3億ドル(予想:31.4億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.64~1.04ドル(予想:0.93ドル)
・売上高:26.1~31.9億ドル(予想:30.5億ドル)
(NY時間09:48)
テキサス・インスツルメンツ 109.25(+2.41 +2.25%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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