本日のマザーズ先物は、前日の米国株安や円高など外部環境の悪化を背景に売りが先行して始まりそうだ。前日の米国市場では、朝方は小幅上昇して寄り付いたものの、米疾病対策センター(CDC)が新型コロナウィルスの米国での流行を警告すると、投資家のリスク選好姿勢が一段と後退し大幅続落となった。円相場も1ドル=110円台前半へと円高が進んでおり、リスク回避の動きが鮮明になってきている。こうした流れを受けて、日経平均も22000円割れを意識した動きになりそうで、マザーズ先物にも売りの流れが波及しそうだ。実際、マザーズ先物はナイトセッションの間に20ptと更にレンジを切り下げてきている。昨日はそーせい<4565>やサンバイオ<4592>といった時価総額上位銘柄も軒並み大幅安だった。本日もこうした主力級銘柄への本格的な買い戻しは見込めそうになく、全体として軟調な展開となろう。上値のメドは780.0pt、下値のメドは760.0ptとする。
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