ケミファ、今期経常を93%下方修正、配当も35円減額

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最新投稿日時:2020/01/31 15:00 - 「ケミファ、今期経常を93%下方修正、配当も35円減額」(株探)

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ケミファ、今期経常を93%下方修正、配当も35円減額

配信元:株探
投稿:2020/01/31 15:00
 日本ケミファ <4539> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比60.7%減の5.4億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の7億円→0.5億円(前期は15.1億円)に92.9%下方修正し、減益率が53.7%減→96.7%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.8億円の黒字→4.6億円の赤字(前年同期は7.1億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の75円→40円(前期は100円)に大幅減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比94.4%減の0.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.0%→0.1%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 ジェネリック医薬品については、新薬のプロモーションと合わせた情報提供活動やグループで販売チャネルの多様化を進めることなどで売上の増加を図っているものの、大型新発売予定品の上市が来期以降に延期された影響や、オーソライズドジェネリックの台頭による市場競争激化の影響などから、昨年10月に実施された薬価改定の影響を補えないと見込まれることに加えて、当初想定していた開発パイプラインのライセンス収入が当期は見込めなくなったことや、本年4月に実施される薬価改定を控えた需要動向が不透明であることから、売上高が前回予想を下回る見通しとなり、そのため想定していた営業利益以下の各利益に関しても減少し、前回予想を下回る見通しとなりました。

 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要政策の一つとして位置付けており、将来の成長に資する投資と資本蓄積による財務体質強化とのバランスを取りつつ、安定的な配当を行うことを基本としてまいりました。上記方針のもと、当期末の配当金の予想を1株当たり75円として公表しておりましたが、上記の通り業績予想の修正を行うに至ったことから、誠に遺憾ながら配当予想を1株当たり40円に修正いたします。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後様々な要因によって異なる可能性があります。
配信元: 株探

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