苦戦してばかりです(涙)
今年の株式市場は、
例年とはちょっと雰囲気が違います。
どのように違うのか?というと、、、
「小型株が弱く、大型株が強い」
という点です。
例年、株式市場は、
「1月に小型株が上がる!」
なんてデータが豊富でして。
この現象は、
「1月効果(January Effect)」
とも呼ばれております。
それもあり、
僕は毎年、
年初の時期に小型株を買うのですが、、、
苦戦してばかりです(涙)
ぐぬぬ…。何故だろう?
◆ ◆ ◆
1/14の日本株市場は、
小型株が特に弱気でしたね。
小型株ばかりを、
ガッツリと買った僕は、
ヒヤヒヤしっぱなしでした。
幸い、
持ち株の大半が手堅い銘柄なので、
相場下落の影響を受けずに済みましたが^^;
一部の銘柄が値上がりしたので、
利益確定もしつつ、他の小型株へ乗り換える予定です。
【これまでの資産変動】
1/9終値→1/14終値で+0.2%
◆ ◆ ◆
高配当株として人気なあの銘柄について、
今日は徹底的に考えてみましょう!
◯JT<2914>
言わずとしれたタバコ企業。
配当利回りが6%近くと高い水準なので、
配当目当てで買われることが多いみたいです。
同社のROEは10%を超えており、
収益性はほどほどに良いです。
たしかに、投資先には良いかも。
ただ、1つだけ懸念事項がありまして。
さいきん流行っている、
「配当再投資」という作戦のために、
同社株を買うのはいささか非効率に思います。
配当再投資とは、
「JT株を買う」
↓
「配当金を受け取る」
↓
「受け取った配当金でJTへ再投資する」
という類の作戦です。
なぜ、配当再投資が非効率なのかというと、
配当金にかかる「税金」という、
摩擦コストがかかるからです。
JTという大企業は、
すでに成熟していると考えられるので、
利益を伸ばせても限界があります。
「複利で成長していく」と考えるのは、
いささか楽観的に思えます。
よって、
同社の成長は、
「複利」というよりは、
「単利」で成長すると考えるほうが、
妥当でしょう。
また、
成長可能性が高い企業は、
配当よりも内部留保を優先するものです。
しかし、
同社の配当性向は7割近く、
かなーり高い水準です。
つまり、
「企業の成長のために内部留保するより、
配当金を出した方が株主にとって有利」
と考えての施策だと考えられます。
「同社へ再投資しても、
複利での利回りが期待できない」
と考えると、
同社への投資はあくまで、
「安定的な収入源を確保するため」
にとどめておくのが無難に感じます。
仮に僕が同社の株を買うのであれば、
「JTの株を買う」
↓
「配当金を受け取る」
↓
「受け取った配当金はJT以外の割安株へ再投資」
という流れを作るのが、
良い作戦だと思います。
ちなみに、
あなたであれば、
JTの株を買って配当金を受け取ったら、
どのように有効利用しますか?
◆ ◆ ◆
目先の取引方針についてですが、
「小型株を中心に全力買いを継続!」
というスタンスで臨みます。
1/14の日本株市場は、
「中国の為替操作国解除」
がポジティブ視されたからか、
全体的に値上がりしましたね。
2020年に入ってからは小型株が弱いので、
「大丈夫だろうか?」と不安なかたもいるでしょうが、
例年、年明けは逆張りが有利なので、
「安く小型株を買うチャンス」
と考えておくのが良さそう。
とくに、
有名で人気な大型株と違って、
小型株は過小評価されるものも多いです。
100年近くの歴史を通じて、
「大型株よりも小型株のほうが株価が上がりやすい!」
なんてデータも豊富にございますので、、、
引き続き、
小型株の値上がりに期待します。
1/14時点で、持ち株の一部が、
良い感じに値上がりし、
過熱気味なので、
利益確定をしつつ、
別の割安株に乗り換えていきます〜。
例年、上半期は稼ぎ時なので、
今のうちにできるだけ稼ぎたい…!(願)
以上。
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。