ヒヤヒヤする1日でした。
11/21の日本株市場は、
一時、全面安となりました。
声高高に、
「株を全力買いするぜ!」
「まだまだ買うぜ!」
と話していたので、
裏目に出ないか心配で、
ヒヤヒヤする1日でした。
とはいえ、
弱かったのは午前だけで、
午後に入ってからは回復。
結果的には小幅安で引けました。
ふぅ。良かった。
◆ ◆ ◆
本日の運用成績ですが、
持ち株が全体的に堅調だったこともあり、
昨日のマイナスを少し取り返せました。
追加で株を買うのは、
来週以降になりそうです。
僕が株を買うでは、
相場には上がらないでもらって、
もみ合いを続けてもらえたら嬉しいなぁ…。
【これまでの資産変動】
11/20:1076万9877円
11/21:1078万5177円(前日比+1万5300円)
◆ ◆ ◆
大量の資産を持っているにも関わらず、
株価が安い会社を見つけたので共有します。
2020年あたりから盛り上がってきそう…
↓
◯太洋基礎工業<1758>
下水道や電力線などの特殊土木が強み。
業績がこの10年間で安定している上、
PERが10倍を割れていて格安だったので注目。
同社の予想PERは7.6倍。
仮に今の業績が続けば、
益回りは13.1%と高めです。
日本株全体と比べても、
半額ほどの価格で売られている感触です。
以降、企業価値を見積もってみました。
まず、同社の財産価値をザッと見積もると、
※2020年1月期2Qの四半期報告書を参照
現金:3688百万円
掛金:250×0.8=200百万円
証券:1150×0.8=920百万円
資産計:4808百万円
負債計:2836百万円
ネットネット:1972百万円
発行済株式総数:819,600株−144,100株=675,500株
⇨1株あたりネットネット:2919円
と、こんな感じ。
同社は現金資産が多いので、
株価の半分以上は裏付けがある様子。
かなり安心感があるんじゃないでしょうか。
次に、
同社の10年分の有価証券をもとに、
収益性についても分析してみました。
すると、
同社の収益価値は1株あたり417円/年ほど。
益回りは8.1%ほどでした。
これまで益回りは、
平均的な日本企業の2倍弱くらいの水準です。
かなりお買い得っすな。
これらの情報をもとに、
理論株価(割引率10%、成長率0%)を、
手堅く算出してみると、
理論株価
=清算価値+収益価値(10年)
=2919円+4170円=7089円
という結果が得られました。
同社の理論株価は7089円。
なお、理論株価は、
同社の収益の安定性に甘えて、
やや楽観的に算出しています。
とはいえ、
同社の場合は利益が半減したとしても、
なかなかお買い得なんじゃないでしょうか。
年内はしばらく上昇は厳しそうですが、
来年あたりからじわじわと来そうです。
2020年年明けあたりから、
「良いスタートダッシュを切りたい!」
という方は、
注目してみてはいかがでしょうか。
ウォッチリストに入れておきましょう…m(_ _)m
◆ ◆ ◆
目先の取引方針ですが、
「まだまだ全力買い継続!」
でひと勝負をかけたいところ。
大きく稼ぎたい場合は、
(相場が好調な年末に限り)
多少は割高に見える株でも、
上値が軽い株を買っても良いかも。
来週からは月末に入りますが、
「月末月初は株価が上がりやすいぞ!」
というデータも豊富です。
11月後半に入ってから、
日本株は足踏みを続けていますが、
そろそろ本格的に上げ始めるかもしれません。
ただし、
ここ最近、僕が取り上げている割安株は、
年内まではくすぶりそうなので注意です。
激安クラスの割安株が上がり始めるのは、
来年の年明け以降になると思いますので、
それまでは辛抱が必要でしょうなぁ。
以上。
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。