13日のマザーズ先物は前週末比10.0pt安の855.0ptと大幅に続落して終了した。高値は861.0pt、安値は852.0pt、取引高は928枚。本日のマザーズ先物は、リスク回避の売りが波及した形となった。先週末にトランプ大統領が米中合意に否定的な発言をしたことや、香港デモ激化による香港国際空港の全便欠航、イタリア政情不安など新たなリスクオフ要因が加わった形で、前日の米国市場は全面大幅安。為替も1ドル=105円05銭まで円高が進行するなど外部環境が不安定になり、日経平均も反落してスタートした。こうした背景のもと、アジア株式市場の軟調ムードも個人投資家のマインドを悪化させ、マザーズ先物においてもヘッジ売りが優勢になったと思われる。時価総額の大きいそーせい<4565>が決算前に買い戻され、マザーズ先物は下げ渋ったものの、先日発表した決算の嫌気売りが続いたメルカリ<4385>が10%超と大きく下げたことが重しとなった。個別では、前週末の決算が嫌気されたイグニス<3689>がストップ安になったほか、アルー<7043>やライトアップ<6580>が20%を超える下落をみせ、値下がり率ランキング上位に並んだ。
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