短期トレンド変化
梅雨が明ければもう夏ですからそろそろどこの海に行こうか考え始めようと思います。
今年の夏は沖縄の離島の方にいって少しゆっくりしたいですね。
さて、相場の方は一足先に夏がやってきたようなサマーラリーとでもいうかのような活況な地合いが続いています。
FOMCで利下げ期待からダウは最高値を更新し、日本も参議院選挙もあって大型株と日経平均が強い動きをしています。
日経の方は今週変化日を通過して、短期では上昇トレンドから下降トレンドに転換しています。
ここから次の変化日がある今月末で21000円に向けて短期で下降期間に入るのですが、参議院選挙という特殊要因があるため、そのまま下げていくことはなさそうです。
選挙が終わるまで国策で買い支えることを想定すると、7/22日までは日経平均は横ばいから上昇となるのかもしれません。
特に本日の動きを見ていると、TOPIXはマイナスで225銘柄の中でもほとんどの銘柄はマイナスでしたが、指数への寄与度の高いファーストリテイリングだけが異常な強さで買われていることからも、選挙までは下げないという国策が働いているのでしょう。
しかし、本来下げるべき期間に入っているので、来週も選挙前で無理に買い支えて本来の流れを捻じ曲げてしまうと、選挙後にその反動が一気に現れるので注意が必要です。
これまでも相場に逆行して人為的に動いたときは、後になってその反動が大きくなってやってきます。
今向かっている流れは月末に21000円という方向なので、ここからの買いの深追いは避けたいところです。
逆に今月末の変化日で21000円を割れなければ、8月以降は短期でまた反発上昇するので、月末に向けて下げたところはいい押し目買いのチャンスとなります。
8月半ばあたりが次の判断ポイントになりますが、このときに22000円を超えていれば上昇トレンドは継続し、下回っていれば下降トレンドへと転換するので、今年後半の相場の方向性がこのあたりで決まってくるでしょう。
まだ少し先の話になるので、目先は参議院選挙と今月末の変化日に向けての動きに注力しましょう。
何度も繰り返しになりますが、短期トレンドはすでに転換していますので、なぜか強い動きをする選挙要因に惑わされず、今月末の変化日21000円に向けた流れに入っていることを忘れずに買いは慎重にしていきましょう。