昨日のドル円は110.24円で始まると、東京時間は、日経平均株価の下落など、前日からの流れを引き継ぎ109.90円まで下落。その後は、実需の買いなどもあり110円台を回復。ロンドン時間にはいると、110円台前半で小動き。NY時間、トランプ米大統領がツイッターで「劉・中国副首相は通商協議を修復させるプランを持っている」と発言すると米株が反発し、ドル円も110.26円まで上昇。しかし、米通商代表部が「2000億ドル相当の中国輸入品に対する関税を10日に10%から25%に引き上げる」と官報で正式通知すると110円近辺に失速。その後、サンダース米大統領報道官が「中国から米国との合意に前向きな示唆があった」との発言で買い戻されるが、中国商務省が「米国の対中関税が発効すれば、中国は報復措置を講じる可能性がある」との発言で、一時110円割れとなり、110.09円でクローズをむかえた。
ドル円、米中貿易戦争再開控え下げ止まり。
ついに109円台まで下落。昨日は、米中貿易戦争再開に向け一服というところか。テクニカル的なポイントとして、3/25の安値109.70円を割り込むと、104.83円-112.39円に対する押し38.2%(109.70円)・50.0%(108.61円)・61.8%(107.71円)が下値の目標となる。
米中貿易戦争がサプライズ的に解決方向に進展しなければ、109.70円割れ方向に向かう確立が高いとみる。昨日同様、米中要人発言に注意。
米中貿易戦争がサプライズ的に解決方向に進展しなければ、109.70円割れ方向に向かう確立が高いとみる。昨日同様、米中要人発言に注意。
最新人気記事
-
11/30 19:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 14:30
-
今日 13:30
-
今日 12:30
-
今日 11:30
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /